ソンパナル公園を訪れた（左から）大谷亮平、成田凌、クォン・ウンビ

　俳優成田凌（30）がこのほど、韓国ソウルで行われた主演映画「スマホを落としただけなのに ～最終章～ ファイナル ハッキング ゲーム」（中田秀夫監督、11月1日公開）のプレミアイベントに登場した。 　2018年に公開された「スマホを落としただけなのに」（興行収入19.6億円）、20年公開の続編「スマホを落としただけなのに　囚われの殺人鬼」（同11.9億円）のシリーズ最新作。今作は日本とソウルを舞台にサイバーテロなども絡みながら物語が展開する。成田は1作目から登場している連続殺人鬼・浦野、アイドルグループ「IZ＊ONE」の元リーダーで現在は韓国でソロアーティストとして活躍しているクォン・ウンビ（29）がヒロインである謎の黒髪美女・スミンを演じた。

レッドカーペットに登場した（左から）大谷亮平。クォン・ウンビ、成田凌、中田秀夫監督

　プレミアイベントのレッドカーペットには韓国のVIPゲストとして元IZ＊ONEで、現在は「LE SSERAFIM」のメンバーのキム・チェウォン（24）やSAKURA（宮脇咲良、26）、「THE BOYZ」のエリック（23）も姿を見せた。最後に成田やウンビ、さらに共演の俳優大谷亮平（44）、中田監督もレッドカーペットを歩き、集まった約1000人の観客の歓迎を受けた。フォトパネルの前で成田が「みなさん、初めまして！　日本で最も有名な殺人鬼を演じた成田凌です」と韓国語であいさつすると、会場から笑いと割れんばかりの拍手が起こった。 　その後の舞台あいさつで、VIPも登場したレッドカーペットでの感想を聞かれた成田は「日本にはない文化で、すごく楽しめました。ありがとうございます」と語った。ウンビは「とにかくこの場にいるのが信じられないし、あまりにも新しい経験なのでとても緊張してます」とコメント。かつて韓国で活動していた大谷は「ソウルで長く住んでいたので、この場所にもよく来ていて思い出の場所だし、第2の故郷だと思っています」と話し、会場から温かい拍手を受けた。 　さらに上映後も再びキャスト陣は登壇。成田が「どうでしたか？」と客席に韓国語で問いかけると、会場からは「最高ー！」と日本語で称賛の言葉が返ってきた。 　プレミアイベントに先立ち、成田とウンビ、大谷は韓国有数の観光名所となっているロッテワールドタワーが望めるソンパナル公園も訪れ、写真撮影などに臨んだ。