【バドミントン】山口茜 世界ランク1位を追い詰めるも逆転負けで自身初のベスト4進出ならず
◇パリオリンピック2024 バドミントン女子シングルス準々決勝(大会9日目=現地時間3日 ポルト・ド・ラ・シャペル・アリーナ) 【画像】兄のラケットとともに決勝トーナメント進出を決めたバドミントン女子シングルスの山口茜選手 バドミントンの女子シングルス準々決勝で世界ランキング6位の山口茜選手が同ランク1位の韓国のアン セヨン選手と対戦。 第1ゲーム、山口選手が前後に揺さぶりアン選手の体勢を崩し、10-5とリードを奪います。しかしその後4連続得点を奪われ一気に点差が縮められます。それでもリードを奪われることなく主導権をにぎる山口選手は、アン選手の逆をつくショットでゲームポイントを奪うと、ネット際の攻防を制し21-15でこのゲームを奪います。 第2ゲームは、一進一退の攻防が続きますが、身長170センチのアン選手から放たれる早いショットに対応できず、4連続ポイントされるなどで6-11で折り返しを迎えます。厳しいラリーにしっかり対応すると、山口選手のドロップショットがさえ渡ります。流れをつかむと4連続ポイントで16-17と1点差まで詰め寄ります。しかし、世界ランク1位の意地を見せつけられ17-21でゲームを奪われます。 試合は最終ゲーム、きわどいショットに苦しめられる山口選手は序盤に5連続ポイントを奪われ、1-6と離されます。アン選手のスマッシュを返すもネットを越えず苦しむ山口選手、この試合最大の8点リードを許し6-15となります。アン選手の体勢を崩しても崩しても返ってくるシャトルに山口選手は8-21で敗北、自身初のベスト4進出に手が届きませんでした。