「ウルトラマンと沖縄」初代ヒロイン・桜井浩子さんが語る 脚本・金城哲夫さんの秘話も 南風原でイベント 沖縄
【南風原】「ウルトラマン」シリーズの脚本を手がけた南風原町津嘉山出身の故金城哲夫さんの資料や作品を展示、上映する「金城哲夫生誕地イベント」が5日、南風原町立中央公民館で開催された。ウルトラマンシリーズ初代ヒロインの桜井浩子さんが登壇するトークショーやウルトラマンアークショーが開かれ、子どもだけでなくウルトラマンファンの大人も多く駆けつけた。 【写真】西海岸に負けない 人気漫画“沖ツラ”が推す「東海岸」とは
これまでにも複数回沖縄を訪れてファンと交流している桜井さんは「金城さんは故郷の沖縄が大好きだった。チブル星人など沖縄の言葉に由来する怪獣もいる」と話した。エキストラとして出演することもあった金城さんが照れて冗談を言う様子など、制作現場の裏話も語った。 会場には制作当時の写真や資料が展示され、「ウルトラマン」や「ウルトラセブン」「金城哲夫アーカイブ上原正三編」も上映された。 娘と近所の子どもを連れて訪れた南風原町出身・在住の金城清光さん(51)は「金城さんの生家のすぐ近くに住んでいる。地元からこんなにすごい人が出たのかと町民として誇らしく思う」と話した。 (普天間伊織)
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