【山形】笹野一刀彫で来年の干支「巳」の縁起物づくり最盛期
YTS山形テレビ
2024年も残すところ2週間を切りました。山形県米沢市の伝統工芸「笹野一刀彫」の工房では来年の干支「巳」の縁起物づくりが最盛期を迎えています。 職人の手の中で作られていたのは来年の干支「ヘビ」です。米沢市の伝統工芸=「笹野一刀彫」は米沢藩9代藩主・上杉鷹山公が武士の冬の副業として奨励し現在も地域に受け継がれています。 市内にあるこちらの工房では戸田寒風さんと賢太郎さんの親子が毎年この時期に干支の縁起物を作っています。 「サルキリ」と呼ばれる専用の大きな刃物を巧みに動かし白いコシアブラの原木からヘビの姿を削り出していました。 【戸田賢太郎さん】 「買った頂いた方や飾っていただいた方一つでもより多く良い出来事が訪れるように作ってる」 干支の縁起物づくりは来月中旬まで続きおよそ600体が作られます。