センバツ2024 みんなでつかんだ栄光 応援団賞 最優秀賞・耐久/優秀賞・田辺 /和歌山
◇地域住民らと一体感評価 第96回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高野連主催)が閉幕した31日、初戦の応援を対象とした応援団賞の最優秀賞に耐久、優秀賞に田辺が選ばれた。両校とも、生徒と地域住民らが一体となった熱い応援が評価された。 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち 耐久の応援団長、山本絢花さん(3年)が兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開かれた閉会式に招かれ、表彰を受けた。「選手たちが甲子園に連れて行ってくれたので、感謝の気持ちでいっぱい。グラウンドに下りて、大きな賞を頂けたと実感した」と喜びを語った。 耐久はOBらでつくる特別後援会の協力のもと、甲子園での応援のために臨時の応援団を結成。夢舞台に立つ選手たちを後押ししようと、他の部活動などから集まった約50人が練習を重ね、アルプス席での応援を引っ張った。井原正善監督は「関わっていただいたすべての人が喜んでいると思う。閉会式でまた耐久の校名を呼んでもらえて光栄」と感謝した。 優秀賞の田辺も、後日同校で表彰を受ける。【安西李姫】