【NFL】来季の続投を計画するシーホークスHCキャロル
ピッツバーグ・スティーラーズとの対戦で、スミスは本領を発揮できず、シーホークスはホームで敗北。それにより、シーホークスがプレーオフに進出できる可能性は他チームの結果に左右されることになった。グリーンベイ・パッカーズが日曜日に勝利を収めてこの野望を実現させた一方で、スティーラーズも最後の3試合に勝利してプレーオフ進出を確定させている。
シーホークスはこの3シーズン中2シーズンでプレーオフ進出を逃したことになるが、キャロルHCが指揮を執った最初の11シーズンでシーホークスがポストシーズン進出を逃したのが2011年と2017年のみだったことは、前代未聞の偉業だと言えよう。
キャロルHCは2024年オフシーズンについて「常に変化はある」と述べた。「ロースターが変われば、あらゆることが変わる。そうなればより良くなり、可能な限り良い状態になれるように取り組んでいくだけだ。そのために会議を行うのだ」
2013年シーズンにシーホークスをスーパーボウル制覇に導いたキャロルHCは、在任期間を通じて競争力のあるチームを維持し、レギュラーシーズンに137勝89敗1分の成績を残しながら、10回のポストシーズン進出(プレーオフでは10勝9敗)を実現させてきた。
約10年ぶりの負け越しを記録した2021年シーズンの後、QBラッセル・ウィルソン時代からの移行を成功に導いたキャロルHCは、2023年に向けてシアトルに活力を吹き込んだと見られていた。その勢いは日曜日に止まってしまったものの、シーホークスで歴代最多勝利数を誇るヘッドコーチは次のシーズンに向けて準備を進めている。