PCR検査875件実施偽装、1144万円だまし取る 容疑でつくばの助産師再逮捕 茨城県警
新型コロナウイルスの無料検査事業を巡る詐欺事件で、茨城県警つくば署と県警捜査2課は7日、詐欺と有印私文書偽造・同行使の疑いで、助産師で同県つくば市、助産院経営、被告の女(51)=別の同罪で起訴=を再逮捕した。県警は認否を明らかにしていない。 再逮捕容疑は2022年9月1日~12月31日、同院で実施したPCR検査の請求書を偽造して検査875件を実施したように装って県に提出し、約1144万円をだまし取った疑い。 水戸地検土浦支部は7日、詐欺と有印私文書偽造・同行使の罪で、女を水戸地裁土浦支部に起訴した。同日付。起訴状などによると、同年4月1日~8月31日、同院のPCR検査実績が13回だったのに、487回実施したと請求書を偽造し、計約777万円をだまし取ったとされる。
茨城新聞社