ハンぎょボールで友だち 富山県の氷見高生、台湾の学生と交流
富山県氷見市が台湾・高雄市の中山(ちゅうざん)大から受け入れた学生9人が31日、氷見高校で生徒と氷見発祥のゆるスポーツ「ハンぎょボール」を楽しみ交流した。 市スポーツ振興課の職員からルールを聞き、氷見高から参加した1、3年生8人が混じった3チームに分かれて総当たり戦を繰り広げた。 学生たちは出世魚の縫いぐるみを脇に挟んでの慣れないプレーに戸惑いながらも「特別な体験で楽しい」とにっこり。縫いぐるみを落とさないようにボールを運び、チームのシュートが決まると生徒と一緒になって「出世!」と声を上げて喜んだ。林宗太朗さん(1年)は「スポーツを通して台湾とつながり、友だちになれてうれしい」と話した。互いの学校や地域について紹介し合う活動もした。 この日は、しょうゆ作りやすしを握る体験も行った。