保険料の支払いがキツいので、貯蓄型の生命保険を解約したいです。マイナスにならない解約方法ってありますか?
解約以外に保険料の負担を減らす方法
保険料の支払いが負担だから貯蓄型生命保険を解約したいものの、今解約したらマイナスになってしまう人もいるでしょう。解約返戻金が払込保険料よりもプラスになるまで待てない場合は、「払い済み」を検討してください。 払い済みとは、今後保険料の支払いはしないままで、保険を解約せずに契約を継続する方法です。払い済みを利用すると、従来受け取れるはずだった保険金額よりも少なくなるものの、何年か待てば解約返戻金の額が増える可能性があります。 払い済みを利用するためには最低保険金額や加入期間などの条件が定められているケースもある上、保険の種類によっては利用できないこともあります。保険会社に確認してみましょう。
貯蓄型保険の解約は慎重に行おう
保険料の支払いがキツいからといって貯蓄型生命保険の途中解約をしてしまうと、元本割れをする恐れがあります。マイナスにならないためには、解約返戻金が増えるまで契約を続けるとよいでしょう。 しかしこれ以上保険料の支払いが難しく、解約返戻金が増えるまで待てない場合は、「払い済み」を利用しましょう。保険料の支払いをやめられる上、年数が経てば解約返戻金の額が増える可能性があります。貯蓄型生命保険の解約をする前に検討してみましょう。 出典 国税庁 No.1755 生命保険契約に係る満期保険金等を受け取ったとき 金融広報中央委員会 生命保険を見直す 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部