【ハイライト動画あり】激闘・東京ダービー。ブラックラムズ健闘も、ブレイブルーパスが薄氷を踏む戦いで10勝目
終盤は体力を振り絞っての戦いになり、プレーが途切れるたびに倒れる選手が出る死闘になった。BR東京はその後もキックチャージからトライチャンスを作ったが、ボールを追ったFLアマト・ファカタヴァが転倒してチャンスを逸するなど、あと一歩届かず、7点差のまま試合終了となった。「どちらに転んでもおかしくない試合でした。勝利がこちらに転がってこなかっただけ」とコメントしたのはBR東京のピーター・ヒューワットヘッドコーチ。バイスキャプテンのSH山本昌太は「悔しいゲームでした。後半のパフォーマンスはチームの成長を感じたし、勝ちたい気持ちは見せられた」と敗戦のなかで前向きに話した。
勝って10勝1敗とし、2位の座をがっちりキープしたBL東京のトッド・ブラックアダーヘッドコーチは次のように話した。「エキサイティングな試合で皆さん喜んでいただけたのではないでしょうか。前半は良い入りができましたが、後半は反則を重ね、13人になってしまいました。リコーは大きくてパワフルで良いチームと分析していました。上位陣が苦しめられる試合が多いのは、リーグワンのレベルアップの証明だと思います」。ディビジョン1は別カンファレンスとの交流戦が終了し来週はお休み。BL東京は4月7日、クボタスピアーズ船橋・東京ベイと対戦。BR東京は、4月6日、5位の横浜キヤノンイーグルスと戦う。
村上 晃一