虎ノ門で防災フェス 「かまどベンチ」使った料理提供、お笑い企画も
防災イベント「PINPOINT BOSAI TORANOMON」が11月1日、虎ノ門の西桜公園(港区虎ノ門1)で開催される。(新橋経済新聞) 【写真】「虎笑門」(昨年の様子) 虎ノ門一丁目琴平町会と桜川町会が主催する同イベント。初開催した昨年は、会場にステージを設けて「都市ならではの防災」をテーマにしたトークライブや、消防隊による消火実演、お笑いネタ披露などを展開。同所に設置されている「かまどベンチ」を使い地元飲食店が料理を振る舞った。会場には約200人が集まった。 2回目となる今回は「ビルと地域の防災」をテーマに開催する。2部制で、第1部では、ステージ上で「ビルと地域の防災」をテーマにしたトークライブや消火実演を行う。第2部では、お笑い企画「虎笑門(とらえもん)」をはじめ、「かまどベンチ」の使い方指導なども行う。会場には、虎ノ門一丁目琴平町会長の古澤会長さん、桜川町会長の林眞佐男さん、お笑いコンビ「三拍子」、芝消防署隊員、カモン虎ノ門製作委員会長の小野寺学さん、ご当地キャラクターのカモ虎課長を招く。 会場内では、地元飲食店が実際にかまどベンチを使って料理を振る舞い、来場者が投票できる「炊き出しグランプリ」も開催する。来場者には虎ノ門の防災情報を載せたマップや、中央日本土地建物のノベルティを同封した防災用品などが配布される。 古澤さんは「イベントでは防災について、エンターテインメントや料理などさまざまな角度から発信する。地域住民と在勤者の防災意識が向上し、防災をより自分ごと化する意識を持つ人が増えることを願う。地元企業に勤める人は仕事帰りに、在住者は買い物や散歩のついでに気軽に立ち寄ってほしい」と呼びかける。 開催時間は17時~21時。入場無料。
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