シリーズ初のデュアルデイト表示! ノモスの代表作「タンジェント」に「ふたつの月日を示す」機能を備えた手巻き式時計が登場
●ダイヤルに調和するリングデイトと日付窓
1990年、ドイツ時計の聖地であるグラスヒュッテに創業し、一貫して研究開発およびムーブメントの製造・組立を同地で行い、デザインはベルリンで行っているノモス。 【画像】このシンプルさがいい! タンジェント新作を画像で見る(9枚) 現在、「グラスヒュッテ」を時計に謳うには、「ムーブメントの価格の50%以上をグラスヒュッテ内で生み出さなければならない」という厳格なルールが存在しますが、ノモスでは95%以上の価格をグラスヒュッテ内で生産。ブランド名はNOMOS GLASHÜTTE(ノモス グラスヒュッテ)となっており、ドイツ製品としての品質を保証しています。 ドイツ工作連盟や、バウハウスの理念を色濃く反映した実用性の高いデザインが特徴で、そんなノモスの意思を体現するコレクション「タンジェント」シリーズの新作が、初のデュアルデイト表示を搭載し、2種類のカラーバリエーションで登場した「タンジェント 2 デイト」です。
文字盤の外周に配置されたふたつのドットで表すリングデイトと、6時の位置にある大きな日付ウインドウの両方が一体となって日付を表示。日付窓は直接的な日付をそのまま示し、リングデイトは月日の経過を全体から感じ取ることができます。 ノモス独自のリングデイトはその独特な個性あふれるデザインで数々の賞を受賞し、これまでは機械式自動巻時計のみに使用されてきましたが、手巻き式の時計では「タンジェント 2デイト」が初めての採用。 午前0時、またはクイックセット機能を作動させると、リングデイトと日付窓の表示がダイアルとロジウムプレートの針を二重に美しく作動。このふたつのデイト表示を可能にしたのは、新しく開発した特許取得の迅速に日付調整ができる、手巻きキャリバー「DUW 4601」によるものです。 ふたつの日付表示は、スモールセコンドダイアルの下で特に接近しており、台形の日付ウィンドウの比率を変え、 "Made in Germany“のフレーズも再配置。ごちゃついている印象はなく、「タンジェント」シリーズらしいシンプルさと、2デイト表示が見事に調和しています。 ダイヤルの直径37.5ミリで、ホワイトシルバーとガルバニックブルーの2カラーの展開。ホワイトシルバーのダイヤルは、ふたつの日付表示の鮮やかな赤が印象に残る仕上がりに。 ガルバニックブルーはシルバーの数字とインデックスがクール。日付ウィンドウの背景を構成する日付リングは、ダイアルと同じ深いブルーで日付の白文字がはっきりと読み取れます。 豊かな装飾が施された新しいムーブメント「DUW 4601」は、日付リングのプレートを含む、特大ディスプレイの裏面のサファイアクリスタルを通して見ることが可能。内側に施された反射防止コーティングによって、この眺めをよりクリアなものにしています。 視認性の高いデュアルデイト表示を実現した、「タンジェント」シリーズの新作「タンジェント 2デイト」。ケースバックはステンレススチールバックと、ムーブメントを楽しめるサファイヤクリスタルバックの2種類から選ぶことができます。 ●製品仕様 「タンジェント 2デイト」 ・品番:NM135(ホワイトシルバー)/NM136(ガルバニックブルー) ・価格:47万5200円/52万3600円(ステンレススチールバック/サファイヤクリスタルバック・税込) ・ケース材質:ステンレススチール 裏ぶた:ステンレススチールバック/サファイヤクリスタルバック ・ケースサイズ:37.5mm、厚さ6.8mm ・ガラス材質:反射防止コーティングを施したサファイアクリスタルガラス ・ストラップ:ホーウィン社製シェルコードバン ブラック ・防水性能:5気圧防水 ・キャリバー:DUW 4601 ・駆動方式:手巻き ・パワーリザーブ:52時間 ・駆動期間:最大巻上時約41時間持続
VAGUE編集部