VRゴーグルで疑似体験 交通事故の怖さ知る 岐阜県山県市
VR=仮想現実の技術を使って交通事故を疑似体験する催しが15日、山県市で行われました。 この催しは春の全国交通安全運動の一環で、交通事故の怖さを知ってもらい交通安全につなげようと、山県警察署が開きました。 参加者は、専用のゴーグルをつけて、スタントマンが再現した事故の映像を見ることで事故の疑似体験をします。 体験できる事故は、自動車と自転車の乗車中に起きる合計9パターンです。 自動車の運転中に一旦停止の標識を無視して交差点に進入したあと歩行者と衝突する事故や、スマートフォンを操作しながら自転車に乗り、歩行者と衝突する事故などを体験しました。 参加者は「とてもリアルだった。これからは一層、安全運転に努めたい」と話していました。 また、参加者に反射材を配って交通安全を呼び掛けていました。 山県警察署の管内では、2024年1月から3月末までの3カ月間で、人身事故の発生は5件で、去年の同じ期間と比べて3件減っています。