スケボー男子・白井空良がX Games初制覇!千葉・幕張メッセが大盛り上がり
世界最高峰のアクションスポーツの祭典「X Games Chiba(エックスゲームズ千葉) 2024」が、2024年9月20日から22日までの3日間、千葉市の幕張メッセにて開催され、世界14カ国から、スケートボード・BMX・Moto X(フリースタイルモトクロス)の総勢85名のトップアスリートが集結。スケートボード男子ストリート決勝では、日本勢が表彰台を独占するなど、会場は大盛り上がりだった。 【写真】BMXパークは中村輪夢さんが銀メダルを獲得! 「X Games Chiba 2024」の最終日は、超満員の観客の前で歴史的な瞬間が繰り広げられた。スケートボード男子ストリート決勝では、パリ五輪代表の白井空良(そら)さんが94.66点をマーク。12段のハンドレールで、圧倒的なノーリービッグスピン・バックサイドテールスライド・ビッグスピンアウトなどを決め、X Games初制覇を果たした。 また、根附海龍(ねつけかいり)さんが銀メダル、パリ五輪代表の小野寺吟雲(ぎんう)さんが銅メダルを獲得し、日本勢が表彰台を独占。20分間で技を競い合う、男子スケートボード ストリート ベストトリックも、X Games初出場の池慧野巨(いけけやき)さんが、“超高難度”と言われる大技を決めて金メダルを獲得し、BMXパークは中村輪夢(りむ)さんが銀メダルを獲得するなど、幕張メッセは日本人選手のメダルラッシュで沸いた。 会場には多くのファミリーやグループが駆け付けていたが、そのなかの男性2人組に感想を聞いてみると「今回観戦したようなストリートスポーツはやったことがないのですが、これをきっかけにやり始めるかも!かっこよかった!」と、興奮冷めやらぬ様子。X Gamesは競技だけではなく、音楽ライブや併催されるフードフェスなども魅力となっており、彼らは「せっかく来たから、大行列のバーガーも食べる予定!」と笑顔を浮かべていた。 取材・文=平井あゆみ