中国から高校生20人が徳島北高校を訪問 三味線演奏や英語の議論で交流深める【徳島】
JRT四国放送
11月14日、中国中西部にある陝西省西安市の高校生20人が、徳島県徳島市応神町の徳島北高校を訪れました。 これは外務省の事業の一環として、アジア圏の若者を対象に日本への理解を深めてもらおうと行っているものです。 中国からの留学生らは、徳島北高校の生徒に拍手で迎え入れられました。 このあと高校生らは、互いに英語などで歓迎の挨拶をしました。 スクリーンに浮かび上がる鮮やかな人形、これは中国伝統の「皮影戯」と呼ばれる影絵芝居です。 留学生たちが練習してきた出し物で、演目は「西遊記」です。 画面真ん中の孫悟空が旅の道中、人に扮した妖怪を倒した場面などを演じていました。 このあと留学生たちは音楽の授業に移動し、三味線で阿波踊りの「ぞめき」の演奏に挑戦。 構え方や指の運び方を、一から教えてもらいます。 「ネクスト イズ ノット イッツ オーケー」 「ワン ツー スリー フォー」 「ありがとうございます」 このほか、国際英語学科1年生の生徒と英語でディベートの授業を行い、交流を深めました。 (徳島北高の生徒) 「英語を通じて、少し壁が壊れたんじゃないかなって思います。中国だけではない、ほか海外のことを知って、いろんな人と交流を深めていきたい」 交流を終えた中国の留学生は、16日に帰国します。