【ONE】三浦彩佳が平田樹に完封勝利
「ONE 165: Superlek vs.Takeru」 2024年1月28日(日)東京・有明アリーナ 【写真】試合を終えた両者はハグ ▼ONE女子アトム級(※52.2kg)5分3R ×平田 樹(日本/フリー)6勝3敗 [判定0-3] 〇三浦彩佳(日本/TRIBE TOKYO MMA)13勝5敗 ※元ストロー級王座挑戦者 平田は2023年3月のアトム級戦でハム・ソヒに判定負けからの再起戦。三浦は2023年11月のストロー級戦で中国のメン・ボーを1R あやかロックで極めて一本勝ち。今回は階級を落として、平田との日本人対決に臨む。 1R、先に詰めて首を巻いてコーナーに押し込んだ三浦。平田はボディロック。三浦は引き手をつかむが、抜いた平田が離れる。追いかける三浦に「グローブを掴むな」とレフェリー。飛び込み掴もうとする三浦。がぶりヒザの平田だが、立ち上がり押し込む三浦。 コーナーでサイドバック気味に崩す三浦! 平田は立ち上がり、バックに乗ろうとした三浦を落とすも離れ際にスペースを作らせない三浦。 スタンドバックにつくと左足をかけて首にも腕を回そうとするが、ここは平田も腕を外すも防御のまま。なおも押し込む三浦がスタンドバックで崩そうとすると平田はロープに手をひっかけて耐えて正対を狙いゴング。三浦の体格差を感じさせる動き。 2R、ここも左右ですぐに詰めてコーナー押し込む三浦。首投げを狙い、正対しようとする平田に押し込み。コーナー背に動けない平田。三浦は左小手の平田に釘付けにして細かいパンチ。さらに左足をかけて上から潰してついに平田に両ヒザを着かせる。 亀になった平田にヒザを突く三浦! 平田も立ち上がりクラッチを剥がそうとするが、三浦はダブルレッグテイクダウン! サイドを取りかけるがうつ伏せから立ち上がる平田。スタンドバックについて左足をかける三浦は平田を動かせず。押し込んで右のパウンドを打ち込んだところでゴングを聞き、両手を挙げる。 3R、ステップを使えない平田をすぐに詰めてコーナーから逃がさない三浦。左でオーバーフックして押し込み右で細かいパンチ。コーナー背に半身の平田はその手を掴んで防ぐ。首には手を巻かれないように防ぐ平田だが、三浦は右ヒジ連打! ブレーク。 すぐにシングルレッグに組む三浦に鉄槌の平田だが、すぐに両足を手繰りテイクダウンを奪う三浦。尻を着いた平田を寝かせようとする三浦。「極めることが大事なんだ!」という長南亮代表のゲキに動く三浦。そこで平田も立ち上がるが、詰める三浦はシングルレッグでみたび平田に尻を着かせると、平田は首を抱えるが極めには至らず。ゴングに両手を挙げる三浦。平田は何か思うところがあったか、サバサバとした表情で平田とハグした。 判定は3-0で三浦が勝利。天井を見上げた平田も勝者を拍手で祝した。三浦はやはり号泣。長南代表に笑顔で迎えられた。
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