【阪神】阪急阪神HD株主総会 マウンド広告に「グラウンドまで汚染…言い方は適切ではないが」
阪神タイガース親会社の阪急阪神ホールディングス(HD)の株主総会が14日、大阪市内で開催され、今年初めてマウンドに掲出された企業広告について、株主から意見が飛んだ。 【写真】甲子園のマウンド広告 マウンド広告は今年開場100年を迎える甲子園で初の試み。株式会社神戸製鋼所が協賛し、同社の統一商標・国際ブランド名の「KOBELCO」が白地で浮かび上がっている。 株主からの最後の質問で「とうとうグラウンドまで、汚染されてしまったかという言い方は適切ではないと思うけど、やはり聖地ということを表に出すなら、グラウンドには控えていただきたい」と意見が飛んだ。回答した阪神谷本修取締役オーナー代行は「今頂いた言葉、重く受け止めております。甲子園、尼崎の新球場、当社の貴重な資産だと思っております」とした上で「マウンド広告のご質問、コロナの3年間、特に20年21年につきましては厳しい経営環境だった。12球団合同で増収計画しないといけない。マウンド広告はタイガースがご提案させていただいた、ブルペンも新たに広告、提案して12球団でやっていこうと」と説明。神戸製鋼所の協賛にも「コベルコさんはラグビーチームをお持ち、地域に強い思いを持っている。パートナーとして組ませていただくのは良いだろうということで、今年から出させていただいております」と話した。