うそ電話詐欺に気をつけて 定額減税の口実も
山口朝日放送
今月から始まった「定額減税」を口実にする手口も想定されます。 年金支給日にあわせ、警察が山口市でうそ電話詐欺に注意するよう呼びかけました。 山口市のスーパーでは、警察やボランティアが買い物客に被害防止を訴えるチラシを配りました。 警察によりますと、県内では先月末までにうそ電話詐欺の被害が39件あり、 前の年の同じ時期より11件増えました。 被害額も1億5500万円とおよそ2倍となっています。 今月から始まる「定額減税」を口実に、振り込みを要求する手口が想定されるため、 警察では電話越しでATMの操作を指示されたり、暗証番号を聞かれた場合は 詐欺を疑うよう呼びかけました。 山口警察署生活安全課・品川大和課長 「電話でお金を要求されたら詐欺を疑っていただいて、不審な電話があった場合は 周りの人、家族の人でも構いませんし、警察でも構いませんので、 とりあえず不審に思われたら相談していただきたいと思います。」 また、県内ではことしに入ってSNSでの投資詐欺などの被害額が およそ4億円にのぼっていて、こちらも警察が注意を呼び掛けています。