長町さんが取り続ける街の風景

　新宿の「photographers’ gallery（フォトグラファーズギャラリー）（新宿区新宿2、tel 03-5368-2631）」で、写真家長町文聖（ながまち ふみきよ）さんによる「OLD VILLAGE －鳥の時間－」が5月18日、開催される。これまでに同ギャラリーで、 17回長町さんの展示を実施。現在取り組んでいるシリーズの展示は、14回目。（新宿経済新聞） 　写真家・長町文聖（ふみきよ）さんの作品展「OLD VILLAGE－鳥の時間－」が5月18日、新宿の「フォトグラファーズギャラリー」（新宿区新宿2、TEL 03-5368-2631）で始まった。これまで同ギャラリーで17回、作品展を開催。現在取り組んでいるシリーズの展示は14回目。 　写真家が共同運営する同ギャラリー。2001（平成13）年にオープンし、メンバー展覧会のほか、企画展、イベント、トークショーなどを開催。ウェブサイトでは写真評論・連載のほか、書籍販売も行う。現在、共同運営に参加するメンバーは15人を超え、世代もキャリアもさまざま。長町さんは「自分は2015（平成27）年より運営に加わったが、このギャラリーでの活動を通して人が出会い、交流する場でありたいと思う」と話す。 　長町さんは1965年大阪府生まれ。1990年関西学院大学卒。1995年東京総合写真専門学校写真芸術第二学科卒。街を歩いて撮る、人や風景のスナップショットを中心とする。長町さんが暮らす東京都町田市を撮影し、「OLD VILLAGE」と題して発表を続けている。今回は約20点を展示。 「都市郊外では山や森が切り崩されて、団地や住宅がそれに代わってきた。20年前に住み始めた町田市も例外ではないが、その中で変わらず人々が営む生活と歴史に興味がある。それを写真から感じ取っていただければ」と来場を呼びかける。 　開館時間は12時～20時。入場無料。