宇多田ヒカルがナレーション初挑戦、“量子もつれ”テーマの『NHKスペシャル』
宇多田ヒカルと春風亭一之輔が、2024年12月28日に放送となる『NHKスペシャル「量子もつれ アインシュタイン 最後の謎」』のナレーションを担当する。 その他の画像 “量子もつれ”の存在が証明され、【ノーベル賞】に輝いたのは2022年。本番組では、アインシュタインが「オカルトだ」と否定し、現在も数多の数学者や物理学者たちが「なぜ起きるのか、理解が難しい」と話す“量子もつれ”の世界を探るべく、【ノーベル賞】受賞の“天才”たちを取材。最新のCGを駆使し、“量子もつれ”の映像化に挑戦した。アインシュタインの問題提起から混迷を深めていった科学者たちの苦悩や奇跡の連鎖とも言える執念の格闘を追いながら、“量子もつれ”がひらいた新たな地平をみつめる。 なお、宇多田ヒカルは今回がナレーション初挑戦となる。 ◎宇多田ヒカル コメント オファーを頂いた時「絶対にやりたい!」と思いました。 今年の春に発表したベストアルバムにまつわる一連の取材の中で、最新曲「Electricity」は量子もつれという現象がテーマで、 人と人の間の目に見えない結びつきを歌にした、と語る私の姿が番組制作陣の目にとまったらしいのです。 ナレーション初挑戦でしたが、現場の皆様のおかげで和やかに、学者たちのインタビューに感動して時折泣きそうになりながら、最後まで楽しく収録できました。 一視聴者としても放送がとても楽しみです! ◎春風亭一之輔 コメント <ナレーションを担当しての感想> 私(文系)はまるで通ってこなかった道なので、事前に息子(理系)に『量子もつれ』について聞いてみましたら、余計わからなくなりました。口に出してナレーションすると、少し理解できたような気になるのは不思議なもので。 <番組を担当して思うこと> どんな分野においても、熱意をもって取り組んでいるのに周囲から理解を得られない人もいます。他人の目を気にせず真っ直ぐに。なかなかできることではないなと、自分を顧みるいい機会になりました。 ◎番組情報 NHK総合『NHKスペシャル「量子もつれ アインシュタイン 最後の謎」』 2024年12月28日(土)22:00~23:13