ゲーツ元議員、9万ドル超支払い 違法行為と関連の公算─倫理委報告=報道
Jasper Ward [ワシントン 23日 ロイター] - 米下院倫理委員会は、過去の未成年女性買春や薬物使用などの疑惑が取り沙汰されるマット・ゲーツ元下院議員について、12人の女性に対し9万ドル超を支払っていたことが分かり、一連の不祥事と関連している公算が大きいという認識を示した。複数の米メディアが23日、倫理委の報告書草案に基づき報じた。 ゲーツ氏は、トランプ次期米大統領から司法長官指名に指名されたものの辞退。ただ、一連の疑惑については否定している。 ゲーツ氏は23日中に予定される報告書の公表を阻止するため、倫理委員会を提訴。自身の評判と職業上の地位に対するダメージは「深刻かつ回復不能」であると主張した。