バッティングの指導をする糸井嘉男さん

　「エンジョイスポーツ2024」が4月14日、葛飾区奥戸総合スポーツセンター（葛飾区奥戸7）、水元総合スポーツセンター（水元1）、柴又公園（柴又6）で開催された。（葛飾経済新聞） 【写真】バレーボールの指導をする元日本代表の荒木絵里香さん 　子どもから高齢者まで幅広い世代がスポーツに親しみ、スポーツを楽しく継続するきっかけ作りを目的とし、1995（平成7）年から始まった同イベント。当日はアスリートなどが教える小中学生向けの「ジュニアエンジョイスポーツ」、高齢者向けの「シルバーエンジョイスポーツ」が行われた。 　ジュニアエンジョイスポーツの種目は野球、サッカー、バレーボール、ラグビー、剣道、アーチェリーの6種目。シルバーエンジョイスポーツの種目はグラウンドゴルフ、太極拳の2種目。種目ごとに分かれて指導を行った。 　野球教室は、阪神タイガースなどでプレーした糸井嘉男さんをはじめ、読売ジャイアンツなどでプレーし、現在は解説者として活躍する仁志敏久さん、千葉ロッテマリーンズなどでプレーし、パ・リーグ最優秀選手賞を受賞した成瀬善久さんの3人、サッカー教室は元日本代表の佐藤寿人さん、バレーボール教室は元日本代表の荒木絵里香さん、ラグビー教室は元日本代表の山田章仁さん、笹倉康誉さんなど、スポーツ界で優秀な成績を残したアスリートたちが各教室で指導に当たった。 　葛飾区生涯スポーツ課の牧原壮汰さんは「今回のイベントは、初心者、経験者を問わず、誰でも参加できるイベント。幅広い区民に参加してもらい、区内スポーツの促進が図れたのでは。多くの人が参加してくれうれしい」と話す。今後については、「葛飾区では大きなスポーツイベント以外にも、初心者でも参加しやすいスポーツイベントを今後も開いていく予定なので、年齢を問わず気軽に参加してほしい」と呼びかける。