本木雅弘主演×倉本聰氏脚本「海の沈黙」に応援&絶賛コメント続々…中島みゆき「誰かを信用するとは」
シンガー・ソングライターの中島みゆき、女優・風吹ジュンらが、俳優・本木雅弘が主演し、倉本聰氏が脚本を務める映画「海の沈黙」(22日公開、若松節朗監督)に応援&絶賛コメントを寄せた。 倉本氏が「海へ~See you~」(1988年公開、蔵原惟繕監督)以来、約36年ぶりに映画脚本を担当。天才画家役の本木と元恋人役の小泉今日子、中井貴一、石坂浩二、仲村トオル、清水美砂らが共演することで注目を集めている。 中島は、本作について「誰かを信用するとは、どういうことなのだろうか。その誰かならば自分に害を及ぼさない、と踏むことなのだろうか。誰をも自分のエサにすることなく生きたければ、誰をも信用しないという道もある。ただし、その道は、真っ暗闇だ」とコメント。 風吹は「凛とした映画作品!」と絶賛し、「たおやかな恋の記憶は前奏なのか、富貴な牡丹は伝説として!そして蕾のままのアザミに夢は託され?三人の女性は先生だから描ける至高の恋愛?うねりも捻りも原作脚本はのりのりです」と太鼓判を押す。 ほかにも、著名人からコメントが寄せられ、女優・草刈民代は「今回の主人公は、世間の常識や評価をものともせず、ただひたむきに『美』を追求し続けた孤高の画家だ。時代に流され、本来どうあるべきか見失いがちな今、この作品を観(み)て、失ってはいけないものについて深く考えさせられた」。 キャスターの小倉智昭は「一枚の絵の秘密が美術界への警告と一途の人間愛を生み、壮大なドラマになる。倉本聰渾身(こんしん)の脚本。絵の価値はどこにあるのか。本木雅弘とベテラン俳優人がその演技力で、芸術のみならず、全ての才能に対する大きな警鐘を打ち鳴らす。そして倉本聰が描く至高の愛とは…」などと感想をつづっている。
報知新聞社