【検証】吉野家の牛丼の“米だけ余る”問題を解決! 肉とご飯を最後まで完璧に楽しむ正解の食べ方とは?
●吉野家で牛丼を食べる時にありがちな“ご飯だけ余る”問題。最後のひと口まで完璧に牛肉とご飯を味わう方法を検証します。
吉野家の牛丼のフタを開けると、牛肉&玉ねぎ(アタマ)で覆われています。つまり食べ始めに最初に箸でつかむのは肉ということになります。 【画像】おなじみの吉野家 しかし「今日の肉は当たりだな」などと思いつつ、何も考えずにどんどん食べていくと、肉も玉ねぎもあっという間になくなり、汁の味が染みたご飯だけが残ります。そこで仕方なく、そのご飯を紅生姜でかっこむ――。こういう状況に陥ったことがある人は多いハズ。
そこで筆者は吉野家ではいつも「アタマの大盛り」を注文するようにしているのですが、それでも、やっぱり最後にご飯だけが残りがち。そもそも吉野家は他の牛丼チェーンに比べ、肉が少ない店が多いので、考えなしに食べるとこうなります。 というわけで今回は、吉野家で最後まで牛丼(アタマの大盛り)の肉とご飯をバランスよく食べる方法を検証します。
まずは「アタマの大盛り」を計ってみる
「敵を知り己を知れば百戦殆うからず」と孫子にもある通り、“相手をよく知る”。これが今回の作戦の第一歩です。 吉野家の「アタマの大盛り」は、ごはんが普通盛りで、肉(アタマ)が多いのがウリの商品です。そこで、まずはごはんと肉の量を計ることから始めます。それぞれ、計測してみます。
まず肉だけを取り出して計ってみると、84gでした。重さだけでなく枚数も大事。ということで数えてみると、大が5枚、中が5枚、小が5枚で、計15枚あります。
次に、ご飯を計量します。玉ねぎがたくさん入っているので、これを除くと、ご飯だけで297gという結果に。ちなみに、玉ねぎは24gでした。
計測の結果をまとめると、以下の通り。 1)肉は大中小5枚ずつの計15枚で84g 2)肉の大きさ別重量は、大1枚=10g。中1枚=約5g、小1枚=約1g 3)ご飯は297g この結果に基づき、単純にご飯297gを肉15枚で割り算すると、肉とご飯の理想のバランスは次のようになります。 「1枚の肉あたり平均19.8gのご飯が必要」 この約19.8gのご飯(約20gに換算)というのは、吉野家でテイクアウト時にもらえるスプーンでこんもり1杯分くらいの量です。お箸でも、そのくらいを目安にすると、ちょうどひと口ほどに相当します。