KNOCK OUT王者の重森陽太が判定負け。前ラジャダムナン王者の蹴りを攻略し切れず【RWS】
ムエタイの聖地であるタイのラジャダムナンスタジアムで開催されている世界最高峰の立ち技格闘技イベント「RWS(ラジャダムナンワールドシリーズ)」の日本大会である「Rajadamnern World Series 日本大会(RWS JAPAN)」が2月12日、東京・後楽園ホールで開催された。 メインカードでは日本vsタイの7対7の対抗戦が行われたのだが、日本は第1試合でWMC世界女子ミニフライ級王者の伊藤紗弥(尚武会)がノンミン・トール ソンキアット(タイ)KO勝ちを収め、幸先のいいスタートを切ったものの、続く2~6試合はすべて判定負け。メインイベントで行われた「ラジャダムナンスタジアム認定スーパーフライ級(52.16kg)タイトルマッチ」では名高・エイワスポーツジム(エイワスポーツジム/暫定王者)がプレーオプラーオ・ペップラオファー(タイ/正規王者)を判定で破り王座を獲得したが、対抗戦は2勝5敗と大きく負け越した。
第4試合ではKNOCK OUT-REDライト級王者の重森陽太(クロスポイント吉祥寺)がサミンデット・ノーアヌワットジム(タイ)と対戦し、0-3の判定で敗れた。 サミンデットはラジャダムナンスタジアムライト級9位で、ラジャダムナンスタジアムスーパーフェザー級、WBC世界スーパーフェザー級、True4Uスーパーフェザー級の3つの王座の前王者という強豪。 1R、サミンデットはサウスポー、重森はオーソドックスの構え。サミンデットの左ハイに重森が右ミドルを返す。サミンデットは左ハイを連打。重森も右ハイを返す。サミンデットの左ハイをかわして右ミドルの重森。サミンデットの左ミドルにパンチを合わせる重森。重森が右ミドルを先に当てていく。サミンデットの左ハイをもらってもすぐに右ミドルを返す重森。重森はハイをかわしてパンチを返す。終盤、重森が右ロー。オープンスコアはジャッジ3者とも10-9でサミンデット。