ヤクルト・小沢怜史、配置転換いきなり満塁火消しで1年ぶりホールド「打者に向かっていけた」
(日本生命セ・パ交流戦、ヤクルト7-2西武、2回戦、ヤクルト2勝、5日、神宮) ヤクルト・小沢怜史投手(26)が5―2の八回、2死満塁のピンチに4番手で登板。佐藤龍を見逃し三振に仕留めて無失点で切り抜け、マウンド上でほえた。 「リリーフなので目いっぱい投げて、という感じ。しっかり打者に向かっていけたのがよかった」 昨季途中から先発ローテーションの一角を担い、今季は開幕ローテ入りを果たした。しかし、7試合に先発し勝ち星なし。防御率2・77と好投した試合でも打線の援護なく、5連敗を喫した5月22日のDeNA戦後、伊藤投手コーチから「中10日したらリリーフで」と告げられたという。 中継ぎに配置転換となり迎えた初マウンド。いきなり見事な火消しを見せ、昨年5月3日以来、1年ぶりのホールドをマークした。