【速報】愛媛信金 職員が291万円着服と発表
愛媛信用金庫(松山市)は14日、石井支店(同市東石井5丁目)の男性職員(31)が5~10月、不正に入手した顧客のキャッシュカードと暗証番号を使い、計約291万円を着服していたと発表した。職員は13日に懲戒解雇した。実質の被害額は約206万円で、職員が全額弁償している。 愛媛信金によると、職員は営業を担当していた。顧客が契約するカードローンのキャッシュカードについて「磁気不良のため再発行が必要」と虚偽の説明をし、カードと暗証番号を不正に入手。ATMで複数回にわたり現金を引き出した。 顧客から10月17日に、不明な引き落としがあると相談を受け調査。カードローンの不正利用が発覚し、職員に確認すると着服を認めた。
愛媛新聞社