【MLB】 ドジャースが接戦でオリオールズに敗れる 大谷はマルチ安打 オリオールズは首位ヤンキースと1G差
【オリオールズ3ー2ドジャース】@ドジャー・スタジアム
日本時間8月28日、今日から始まったア・リーグ東地区2位オリオールズとナ・リーグ西地区首位ドジャースの3連戦は、オリオールズの勝利で幕を開けた。オリオールズは1対2で迎えた5回、ラモン・ウリアスが2試合連続となる10号逆転2ランを放ち、試合を3対2とひっくり返した。リリーフ陣も要所を三振で抑え、1点差で逃げ切り。オリオールズの2番手マット・ボウマンが1勝目、ドジャースの先発ジャック・フラハティに6敗目(10勝)が付いた。 ドジャース・大谷翔平が初回に安打を放つ オリオールズは2回、5番ライアン・オハーンの13号ソロで先制する。しかし、直後の2回裏にドジャースはミゲル・ロハスが犠牲フライでトミー・エドマンを返して同点に。さらに3回にもテオスカー・ヘルナンデスのタイムリーで大谷翔平が還り、2対1と逆転に成功する。ただ、本塁打数メジャー2位のオリオールズ打線は黙っておらず、5回に9番ラモン・ウリアスが逆転の10号2ランを叩き込んで試合をひっくり返した。 オリオールズは先発のコール・アービンが4.1回2失点でマウンドを降りると、2番手マット・ボウマンが1.2回をパーフェクトリリーフ。さらに3番手シオネル・ペレスも大谷を見逃し三振で仕留め、4番手ジェンニエル・カノーも一死2塁のピンチを連続三振で切り抜けた。最後はトレードデッドラインでフィリーズから加入したセランソニー・ドミンゲスが締め、3対2で逃げ切り。オリオールズは今日敗れた首位ヤンキースとの差を1ゲームに縮めた。ドジャースは3位パドレスとのゲーム差が3に縮まったが、敗れた2位ダイヤモンドバックスとのゲーム差は3で変わらなかった。 ドジャースの大谷翔平は「1番・DH」でスタメン出場。第1打席はライト前ヒット、第2打席はセンター前ヒットでその後生還、第3打席はサードフライ、第4打席見逃し三振はだった。大谷は2試合ぶりのマルチ安打。直近7試合は打率.357、OPS1.062と調子を上げている。