職場が全面禁煙のため、喫煙しに「毎日3回」近くのカフェへ。もしかして年間「30万円」くらい無駄にしてる…?
喫煙者の中には、1日に複数回タバコを吸われる方もいるでしょう。 また職場が全面禁煙の場合に、喫煙するためにカフェを利用するとなると、その際に店内の商品を購入する方もいるでしょう。コーヒー1杯数百円とはいえ、タバコ代のうえに飲み物代もとなると、出費がかさんでしまいます。 この記事では、喫煙の際にカフェを利用した場合には、どれくらいの出費があるのかをご紹介します。
コーヒー1杯の相場はいくら?
総務省統計局の「小売物価統計調査(動向編)」(2022年)によると、東京都区部の喫茶店のコーヒーは1杯当たり520円でした。これは東京都内の喫茶店におけるコーヒー1杯の平均価格ですので、地域により違いがあります。 最高価格は相模原市の540円、最低価格は佐世保市の342円です。最高価格と最低価格の差は、198円です。 地域により大きく差が出ています。
1年間にかかるコーヒー代は?
今回は、前述した2022年東京都区部のコーヒーの平均価格を参考にして、1日3回、コーヒー1杯を注文したと仮定して計算していきます。 勤務しているときに利用すると想定して、1ヶ月は20日で計算したところ、結果は表1のようになりました。 表1
※総務省統計局 政府統計の総合窓口(e-Stat)「小売物価統計調査(動向編)」(2022年)を基に筆者作成 表1から分かる通り、1ヶ月当たりで約3万円、年間で約37万円のコストがかかっていることが分かりました。ただし、あくまでもこの結果は平均価格を基に計算していますので、参考程度にしてください。 また今回は、コーヒー代のみを計算していますので、これに加えてタバコ代がかかる点にも注意が必要です。 ■コーヒー代を節約するには? 年間で約37万円も出費があるとなると、家計に大きく影響することが考えられます。できることならば、出費を減らしたいところです。 下記に対策法を紹介しますので、参考にしてみてください。 ・休憩時間の代替活動の導入 タバコ休憩の代わりに、歯磨きや洗顔、深呼吸のエクササイズなど、リフレッシュできる別の活動をとり入れましょう。これにより、ストレスを軽減しつつ、健康的な休憩の習慣を築くことができます。 ・禁煙宣言をする 職場の人に、禁煙を宣言することも有効です。周囲の人の目があることで、中断してしまうリスクが減ります。