三浦縦貫道に「ETCGO」 12日から本格導入、料金決済がスムーズに
横須賀市南部と三浦市をつなぐ自動車専用道路「三浦縦貫道路」で2025年1月12日から、新しい決済サービス「ETCGO」が本格導入される。道路を管理する県道路公社(横浜市中区)が同日まで社会実験を実施しており、順調に推移していることから切れ目なく継続することとなった。 【写真で見る】ETCGOサービスの社会実験が行われた三浦縦貫道路の料金所 ETCGOは、ネットワーク型自動料金収受システム(ETC)技術を使った新たなキャッシュレスサービス。首都高速道路、アマノなどが共同で事業化した。23年11月に埼玉県内で初めて導入され、今回が2例目となる。 利用車はETCカードを挿入し、料金所(横須賀市太田和)の上下線両側に設けられたETCGOが使えるレーンに進入。いったん停止し、決済が完了したことをチャイムとサイネージ(看板)案内で確認して発進する。 三浦縦貫道路は、横須賀市衣笠町-三浦市初声町下宮田間の全長約4・7キロ。00年に供用開始したが、費用などの問題でこれまでETCカードは使えなかった。地元自治体からは利便性向上へ早期導入を求める声が上がっていた。
神奈川新聞社