『光る君へ』柄本佑、丸刈りは「究極に快適です」 長髪生活で妻に共感「あれがしんどくて」
藤原道長役で撮影中に髪を剃る「触覚で一気にグッと」
俳優の柄本佑がこのほど、藤原道長役で出演するNHKの大河ドラマ『光る君へ』(日曜午後8時ほか)の取材会に出席。約1年半に及んだ撮影を振り返り、現在の心境とともに長髪から“てい髪”への変化について明かした。 【写真】まさかの変化に「気付かなかった!」の声 『光る君へ』次回相関図 吉高由里子が千年の時を超えるベストセラー『源氏物語』を生み出した主人公・紫式部(まひろ)を演じ、その生涯のソウルメイトとなる道長を柄本が演じている本作。柄本と吉高は10月25日にクランクアップを迎え、約1年半に及んだ撮影が終了した。 撮影を終えた感想を問われると「まだ実感がない」として、「どこかで終わりたくないと思っているところもあります。現場を終えた寂しさがないかというと多少はあるんですけど、放送も残っていますし、この作品自体はまだ続いているなっていうのが感想です」と心境を述べる。 これまでの取材会で、地毛でまげを結うために髪を伸ばし続けていたことを明かしていたが、クランクアップの際にはてい髪姿へと変ぼうしていた。道長が出家する際にてい髪する様子をシーンの中で収めた。「てい髪後4日目ぐらいに若干かぜ気味になりました」と笑いつつも撮影中は「不思議な感じ」だったと振り返る。 「出家のところは何とも言えない空間でした。頭を剃っているんだと実感したのは、正座していて髪が手の甲に当たった触覚で一気にグッときましたね。おととしの6月くらいから伸ばしていて、それまでの歴史を感じずにはいられなかった」と感慨深げに回想する。 取材会にもきれいな丸刈り姿を見せて、「もう究極に快適です。できたらこのままがいいです」と自らの頭をなでる。一方で、伸ばし続けていた長髪で苦労もあったと語る。 「女性で髪の長い方や僕の妻も割と長めの時があるんですけど、ドライヤーでバーっと乾かして、半乾きになったぐらいのタイミングで1回テレビとか見ていることがあるんですね。『全部乾かしちゃえばいいのに』とか思っていたんですけど、その気持ちが分かりました。俺も半乾きで1回やっぱりテレビ見ましたよね(笑)。ずっとドライヤーを持って髪を乾かしていると腕が疲れるんです。もうあれがしんどくて。だから今の方が断然快適です」
ENCOUNT編集部