“MF4番手”でも不満なし インテルに欠かせぬいぶし銀な万能MF「インテルを選んだことを後悔したことはない」
中盤には実力者が揃っている
セリエAで首位を走るインテルは選手層が充実しており、特に中盤は渋くファイトできる実力者が揃っている。 昨夏加わった戦力では、サッスオーロから加入したイタリア代表MFダヴィデ・フラッテシの存在が大きい。インテルではニコロ・バレッラ、ヘンリク・ムヒタリアン、ハカン・チャルハノールの3人が中盤のファーストチョイスとなっていて、フラッテシは彼らに次ぐ4番手といった立ち位置だ。 ベンチスタートの機会も多いが、心強いのはフラッテシがその役割に不満を感じていないことだ。伊『Gazzetta dello Sport』にてフラッテシは今の役割に満足していると語っていて、激しいポジション争いも良い刺激になっているようだ。 「すぐにスターターになれるとは思っていなかった。ベンチも普通のことだし、チャンスもあるからね。インテルを選んだことを後悔したことはない。争いには刺激がある。将来的に先発入りを目指すなら、パフォーマンスを改善していかないとね」 「チャルハからはシュートと冷静さが学べる。彼は世界最高のプレイメーカーの一人だよ。ムヒタリアンにはテクニックと高い戦術理解力、バレッラからはメンタリティやスプリントだ」 フラッテシはイタリア代表のスタメンに入るほどの実力者だ。そのレベルの選手がベンチに控えているのは頼もしく、ローテーションもしやすい。派手さはないが、フラッテシの加入もインテルの躍進に欠かせないものだったと言える。
構成/ザ・ワールド編集部