加瀬亮&江口のりこ、NHK朝ドラ「あんぱん」で今田美桜の両親役
俳優、加瀬亮(49)、女優、江口のりこ(44)が2025年度前期のNHK連続テレビ小説「あんぱん」で、ヒロインの女優、今田美桜(27)の両親役を演じることが26日、発表された。 同作は国民的キャラクター「アンパンマン」を生んだ漫画家、やなせたかしさんと小松暢(のぶ)さん夫妻が題材。今田が暢さんをモデルにしたヒロイン・朝田のぶ、俳優、北村匠海(26)がやなせさんをモデルにした柳井嵩を演じる。 加瀬が演じるのは、のぶの父・朝田結太郎。朝ドラは初出演で「自分自身の親や祖父母も含め、多くの方々が朝の楽しみにしているドラマだと認識しています。共演者たちとともに元気な空気を届けられたらと思います」。結太郎は商事会社に勤め、仕事で各地を飛び回り、妻と娘3人をとても大切にしているという役どころで「台本を読む限り、マイペースな穏やかな、それでいて芯のある人のように思いました。結太郎は実父が望む生き方の外を選んで歩いた人ですが、のぶ自身も当時の価値観の外で自由に息をしている子です。彼女が彼女らしくあれるように温かく見守っていける存在になれたらと思っています」と意気込んだ。 江口が演じるのは、のぶの母・朝田羽多子。朝田家を支え続ける家庭的で趣深い母で、夫を尊敬し、子供たちには平等に接するという役どころ。朝ドラは2014年度後期の「マッサン」に出演した江口は「ヒロインのぶの母である羽多子さんは、明るくてたくましい女性です。家族の笑顔を喜びに、日々ハツラツと動き回ります。名前の通り『アンパンマン』でいうところのバタコさんでしょうか。すてきな共演者の家族の中で、私自身もその家族の笑顔を喜びにして、撮影に励んでいきたいと思います」と意気込んだ。