かわいいヘビが描かれた巨大絵馬お目見え「明るい気持ちで新年を」 神戸市中央区の湊川神社
来年の干支(えと)「巳(み)」が描かれた巨大絵馬が、湊川神社(神戸市中央区多聞通3)の本殿前にお目見えした。七五三参りで訪れた家族連れや観光客らが、大きな絵馬の傍らで写真を撮るなどしている。 【写真】フキ採りの女性2人が目撃、震えるほどのおそろしさ 紙面で大々的に伝えられた41年前の「ツチノコ騒動」 絵馬は高さ2・4メートル、幅3メートルで、大人が見上げるサイズ。日本画家の熱田守さん(66)=兵庫県稲美町=が、会津張り子のヘビをモチーフに青や緑、赤色でかわいらしく描いた。 熱田さんは、元日の能登半島地震やその後の水害などに触れ「まだまだ不安な思いで生活されている人がたくさんいると思うが、少しでも明るい気持ちで新年を迎えてもらえればうれしい」と話した。 脱皮して成長するヘビは、復活や再生の意味を持つとされ「未来は開けている」との思いを込めたという。1日には巨大絵馬の奉告祭が開かれた。(大高 碧)