【金鯱賞】プログノーシス追力満点 さすがの好時計マーク 中内田師「力がある馬」 連覇に向けて「あと一歩」
「金鯱賞・G2」(10日、中京) 連覇を狙うプログノーシスは6日、栗東CWで最終追い。西谷(レースは川田)を背に外ラチをなぞるように回って、はじき出した時計は6F80秒9-36秒9-11秒6。さすがのタイムをマークした。 動きも迫力十分だ。それでも中内田師は冷静に「先週、川田騎手で感触を確かめてもらい、心身ともに休み明けという感じはしていました。力がある馬なので時計は出ます。今週もそこまで変わっていなかったですが、先週よりは良くなったというところ」と包み隠さず現状を説明した。 香港C5着後は三木ホースランドパークから山元トレセンへと放牧。「しっかりとリフレッシュしたあとの馬体という感じ」と中内田師。現状ではまだ100%の状態には達していないという。 金鯱賞の連覇は、3連覇したタップダンスシチー(03~05年)とヤマカツエース(16、17年)の2頭だけ。難しいミッションだが「大きなところにあと一歩まで来ている馬ですからね。今年はタイトルを獲らせたい」と中内田師は気合を込めた。連覇を飾ってG1獲りへ名乗り出る。