「こんなに釣れるのか…」漁港に持ち込んだ『3種の神器』が導いた釣果に驚愕。
釣行前日の爆風の影響でピンチ!?まさかのゾエアパターン!?
実釣当日、日が落ちるタイミングで漁港に到着すると釣り人が誰もいない…。準備をする前に港内の様子を見に行くと、白濁とした濁りと切れた海藻だらけ…。 前日の爆風の影響で条件が悪く、これは誰も来ないはずと納得。しかし、チャンスはあるはずと準備をして常夜灯周りを見に行くと、甲殻類の幼生であるゾエアと思われるマイクロベイトが大量に湧いている!
「まさかのゾエアパターンか!」
今回実釣場所に選んだ漁港は、イワシやイカなどのベイト、イソメなど多毛類のバチ、アミやゾエアなどマイクロベイトなどメバルのエサとなる生物が多い。その日のパターンはポイントに着いてみないと分からない事があるが、そこもメバリングの面白い所でもある! 全体的に状況が難しそうだったが、様子を見た感覚で港内奥は濁りがキツ過ぎるのと切れた海藻だらけなので、潮通しの良い海への出入口付近で釣り開始。 釣り開始15分程、潮が動き出すと対岸の常夜灯下で1発だがメバルボイル発生。対岸は潮があたっていて濁りが入っていない様子。どうやらその払い出しにマイクロベイトが流れてきているのをメバルは捕食しているようだ。 対岸には少し距離があるが、38mmの小粒ながら3.1gで飛距離が出せる「リトルマジック(カラー:ミミイカ)」をキャスト! このミミイカカラーは、暗闇で光るグローフレークで塗られている為に、イカパターンだけでなくマイクロベイトにも効果的! そして常夜灯の流れの払い出しにキャストをしてゆっくりカーブフォールさせると…。「ゴンッ!」と気持ちの良いアタリでヒット! コンデションの良いメバルをこの悪条件の中、早々にキャッチでき、一安心!
リトルマジックの特徴
先述した通り、38mmの小粒ながら 3.1gの自重がありボディは空気抵抗の少ない流線形で、マイクロシンキングペンシルながら飛距離が出せる! お腹がフラットかつフロントアイの所にあるスタビライザーがフォール時に水の抵抗を受けて水馴染みがよく、メバルも思わずバイトしてしまう仕組みになっているという訳だ! 1尾目をキャッチした後、今度は常夜灯の明かりが消えかかる流心部分に「エスマジック(カラー:ミミイカ)」をキャストして流れに乗せてデッドスローで巻くとコツッ!とアタリが出る! エスマジックはシンキングだが浮き上がりが早いのでキャストをして着水後、リールを巻くスピードは1秒に1回転で水面直下をS字を描くように攻める事ができる。 S字のワイドアクションでアピールが強く、範囲が広い流心部分を探るのに効果的!常夜灯の明かりが消えかかる流心部分で何度かアタリが出るが乗せきれない…。 どうするか考えていると、堤防端の足元の壁際でパシャッとライズ!メバル発見! しかし、立ち位置が近付き過ぎるとプレッシャーが掛かってしまうので、少し離れた場所から明るい方へ「シャローマジック60(カラー:ホタルイカ)」をキャスト! このホタルイカカラーもブルーのグロー発光するうえに、赤ラメとグローの発光が合わさってメバルに効果的! 壁際の影が入る明暗ギリギリをカーブフォールでゆっくり巻いてくると…「コココゴンッ!」とヒット!!してやったりの瞬間で最高に気持ちがいい!