中条あやみ、『アナザースカイ』で最も刺激を受けた意外な人物「守り抜くプロフェッショナルな姿が素晴らしい」
中条自身がこれからなりたい自分
――そうした方々とお会いして、よりご自身もプロフェッショナルでいたいと感じますか? 「そうですね。プロってどういうことなのかなという思いは常にあります。それを考えながら、お仕事させていただいています」 ――現時点で、中条さんにとって「プロ」とは、どういったものでしょう。 「エンターテインメントの世界でお仕事をさせていただいているからには、“いいな”と思ってくれる方がいないとできません。なので、“いいな”と思ってもらえるように、ずっと止まらずに成長していかないといけないと思います」 ――さまざまなことにチャレンジしてきましたが、これからもそれが続きますね。 「毎回いろいろなことに挑戦する必要がある仕事です。役と出合うごとに、磨き続ける必要がある。ダンスをやったり(映画『チア☆ダン』)、バンドをやったり(映画『覆面系ノイズ』)、カヌーをしたり(映画『水上のフライト』)。いろいろな課題があります。医療モノ(ドラマ『白衣の戦士!』『TOKYO MER』)もそうです。 でもこんなに新しい自分を発見したり、いろいろな人の人生を生きられる仕事って、本当に面白いなと感じています。成長という意味でも、ひとりの人間としても面白い人間になり続けないとダメだと思っていますし、みなさんにエンターテインメントを見せていけたらと思っています」 成長を意識しながら、いまの仕事を「本当に面白い」と感じている中条さんなら、これからも“いいな”と思わせてくれるに違いない。 中条あやみ(なかじょう・あやみ) 1997年2月4日生まれ、大阪府出身。14歳で芸能界に入り、’11年に「ミスセブンティーン」グランプリに選ばれる。翌年、俳優デビュー。’14年に『劇場版 零 ゼロ』で映画初主演を務めた。今田耕司とともにMCを務めた『アナザースカイ』(日テレ系)や、『ぐるぐるナインティナイン』(日テレ系)をはじめ、バラエティ番組やCMへの出演も多い。主な出演作に映画『チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』(2017)『覆面系ノイズ』(2017)『ニセコイ』(2018)『雪の華』(2019)『水上のフライト』(2020)『劇場版 TOKYO MER~走る緊急救命室~』(2023)、ドラマ『白衣の戦士!』(日テレ系)『閻魔堂沙羅の推理奇譚』(NHK)『君と世界が終わる日に』(日テレ・Hulu)など。最新作は江口のりことダブル主演を務める映画『あまろっく』。 望月ふみ
望月ふみ