「カメラも意識して」”永瀬すぎる”が再び! パリ五輪で話題沸騰の柔道金メダル・永瀬貴規が魅せた3つの気遣い
表彰式で一歩引いた位置に立つ姿が脚光
金メダリストの控え目な仕草・行動が再び話題を呼んでいる。 9月7日、パリ五輪の柔道男子81キロ級で金メダルに輝いた永瀬貴規が、五輪3連覇を果たした野村忠宏氏が主催する柔道イベント「野村道場」(横浜武道館)にゲスト講師として初参加。10回目の開催で過去最多となる250人の子供たちと乱取りなどを通じて触れ合った。 【動画】「カメラ意識して」(1時間17分40秒~)運営スタッフのような(3時間35分25秒~)”永瀬すぎる”行動をチェック 野村氏のイベントには永瀬以外にも女子48キロ級の角田夏実、女子57キロ級でカナダ代表の出口クリスタらパリ五輪の金メダリストが参加。さらに、2004年アテネ五輪の男⼦100キロ超級を制し、パリ五輪で全日本男⼦の監督を務めた鈴⽊桂治が登場する超ビッグネームが揃った。 パリ大会では試合に勝っても喜びを大きく表現せず、五輪連覇を飾ってもクールな表情を崩さなかった永瀬。表彰台の記念撮影では金メダリストにもかかわらず、一歩引いた位置に立つなど、控えめな行動が五輪特番などで紹介されて脚光を浴びた。しかも、柔道チームの記念撮影でも後方でひょっこりと顔を出す姿が「永瀬すぎる」として浸透し、そのワードはSNSで一気にバズり好感を得た。 そんな人気者の金メダリストは、このイベントでも微笑ましい「永瀬すぎる」行動をとっていた。 例えば大外刈りの手本を見せるときには、後ろで見学する子供たちの位置を確認し、「もう少し下がって」と促し、周りを見ながら子供たちを怪我させないよう、しっかり乱取りできる範囲を確保した。 さらに内股を実践した場面では、”永瀬すぎる”姿に会場から笑いが起こる場面も。永瀬は内股を仕掛けるところを熱中してしまい、ついカメラの存在を忘れて背中越しで説明してしまう。一緒に参加した柔道家YouTuberのドンマイ川端がすかさず、「あまりテレビとか出てないから分からんかもしれんけど、カメラこっちらしい」と鋭くツッコミ。会場から笑いが起き、カメラの正面に向き直させて「カメラも意識して」とドンマイ川端から言われると、永瀬は照れた表情で「勉強になりました。ありがとうございます」と笑いながら頭を下げた。 終盤には、子供たちとじゃんけん大会に参加。ドンマイ川端が椅子の上に立ってじゃんけんをしようとすると、下がキャスターだったため不安定に。すると永瀬は運営スタッフのごとく椅子を動かないよう手や足で押さえて先輩が落ちないよう、さり気ない気配りをみせた。 ファンとハイタッチして退場するときも低姿勢でひとりずつ視線を合わせて、「ありがとうございます」と御礼を述べた永瀬。腰が低く、控え目な行動は最後まで健在だった。 構成●THE DIGEST編集部