除雪機械の迫力に園児ら歓声 降雪シーズン前に湯梨浜で出発式
降雪シーズンを前に、国土交通省倉吉河川国道事務所は26日、湯梨浜町園の湯梨浜スノーステーションで除雪機械の出発式を行った。除雪作業を請け負う建設業の関係者や倉吉署の警察官らが参加し、安全な作業を誓った。 同事務所は、湯梨浜町以西の山陰道と国道9号を管理。出発式には同町のわかばこども園の園児らも参加し、同事務所の西尾隆副所長が「除雪車はみんなが寝ている夜に道路の雪かきをしています」などとあいさつした。 会場には、除雪グレーダーやロータリー除雪機など5台が並べられた。園児ら作業員に抱えられて運転席に乗車し、目線の高さやエンジン音の迫力に歓声を上げた。凍結防止剤散布車の見学では、まかれた塩の粒を興味深く見入っていた。 その後、園児らがソーラン節を披露し「気を付けていってらっしゃい」と除雪車を見送った。西尾副所長は「降雪期間は安全な作業を心がける。ドライバーは早めのタイヤ交換と天気予報のチェックをお願いしたい」と話した。
日本海新聞