「噛むのが疲れる」「高い割においしくない!」若者の“ステーキ離れ”は本当? Z世代100人に聞いた「ごちそう」、 3位には衝撃の食べ物が…
食事自体に興味がない若者も…
では、令和世代の若者たちにとっての「ごちそう」とはなにか?若者100人を対象に街頭アンケートした結果は以下のとおりだ。 令和世代の若者100人に聞いた「あなたにとってごちそうといえば?」」 1位 寿司 2位 焼肉 3位 ラーメン 4位 ハンバーグ 5位 オムライス ここでは定番の寿司、焼肉と答えた人が圧倒的に多い結果となった。 「回転寿司で2000円使ったら『めっちゃ贅沢したなぁ』と感じます。テスト終わりの打ち上げで友達と一緒によく行きます。家族でお祝い事があるときも寿司を食べることが多いですね。大学の入学祝いに高級な寿司を親におごってもらいました」(18歳 男性 大学生 1人暮らし) 「私はお寿司が大好きで、この前の誕生日に社会人の彼氏に人生で初めて『回らないお寿司屋さん』に連れて行ってもらって感動しました。子どもの頃からいつか行ってみたいと思っていたので、すごくうれしかったですね。値段は1人1万円くらいしたと思いますが、全部彼氏がおごってくれました」(22歳 女性 大学生 1人暮らし) 驚くことに「ごちそう」の3位にはラーメンがランクイン。 「家系ラーメンが大好きで週に3回くらい食べてます。僕は毎回必ず『麺カタ、味濃いめ、脂マシ』です。味変でお酢をかけるのもルーティーンです」(21歳 男性 大学生 1人暮らし) 「二郎系ラーメンが一番好きです。自分へのご褒美とか、ちょっといい店に行く感覚です」(20歳 男性 専門学生 1人暮らし) アンケートを進めて行くと、そもそも食に関心がなく「食べられれば何でもいい」と答える若者も多かった。 「高い店に行くことなんてデートのときくらいです。でも、女と一緒に食事に行くとおごらないといけなくなるから、正直行きたくないです。男友達と一緒に行く居酒屋が一番楽しいです」(25歳 男性 営業 1人暮らし) そんな令和世代に「贅沢だと思う食事」について聞いていたところ、こんな意見があった。 「食事ができるというだけで幸せだから、高いものを食べたいと思わないです。僕にとっては二郎系ラーメン1杯が贅沢品です」(17歳 男性 高校生 実家暮らし) 「高いものを食べたところで、最終的にはどうせ便になるから、極力食費にはお金をかけたくないですね。高級料理店にやたらと行く人ってただの見栄っ張りでしょ」(24歳 男性 サービス業 1人暮らし) 「毎日トマトばかり食べてます。本当は焼き鳥が好きなんですけど、まだ学生なので1500~2000円で贅沢だと感じます。自分が働いてお金を持てるようになったら、カウンターで大将が焼いてくれるような高級な焼き鳥店に行きたいです」(17歳 男子 高校生 実家暮らし) ちなみに昭和の時代のごちそう「ステーキ」はやはり上位には入ってこなかった。「ビフテキ」がもはや死語になってしまったように、ステーキをありがたがる時代は終わってしまったのかもしれない。 取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班
集英社オンライン編集部ニュース班
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