カンザスシティ・チーフスのトラビス・ケルシーとテイラー・スウィフト

ビッグゲームがさらにその大きさを増している。現地11日（日）にアレジアント・スタジアムでサンフランシスコ・49ersと対戦するカンザスシティ・チーフスと、恋人であるトラビス・ケルシーを応援するべく、テイラー・スウィフトがラスベガスに到着した。

世界的なポップスーパースターのスウィフトは『THE ERAS TOUR（ジ・エラズ・ツアー）』の海外公演の一環として東京ドームで4夜連続公演を終えたばかり。

『Associated Press（AP通信）』によると、日本を出発したスウィフトはまず土曜午後にロサンゼルスに到着し、その後にラスベガスに向かったという。

スウィフトが日本の土曜夜にパフォーマンスしたにもかかわらず、ラスベガスに到着できる可能性を高めたのは国際日付変更線のおかげとも言える。1月28日にチーフスがボルティモア・レイブンズと対決したAFC（アメリカン・フットボール・カンファレンス）チャンピオンシップでも同様のことが起きており、それ以来、国際日付変更線の役割はよく知られている。

日本とラスベガスのあるアメリカ西海岸は17時間の時差があり、日本の方が先に時間が進んでいる。第58スーパーボウルがキックオフする現地15時30分は日本時間の月曜日8時30分だ。つまり、12時間以上のフライトになっても時間的には余裕がある。

スウィフトとケルシーの恋物語は2023年シーズンに多くの注目を集めた話題のひとつであり、スウィフトの試合観戦はスポーツ界のみならず、エンターテインメントやファッション業界などさまざまなメディアや媒体で伝えられてきた。

第58スーパーボウルを前に5日に開かれたオープニングナイトでケルシーは「テイラーには彼女を追いかけ、彼女の人生を通して彼女をサポートする信じられないほどのファンベースがある。スウィフティたちをチーフスキングダムに引き寄せ、フットボール界やスポーツ界に開放するのは楽しかった。それを経験できたことは最高だったと思う」と明かしている。