京都サンガ セレッソ戦を引き分け、勝ち点1 チョウ監督が宮本選手を評価!「相手のエースに何もやらせず攻撃の起点にも!」
前節、連敗を脱して、波に乗りたい京都サンガは、6月1日、ホームでセレッソ大阪と対戦しました。 今シーズンのホームゲームで最多となる1万4,160人の観衆が詰めかけた中、1点を追うサンガは、後半10分。 【実況】 「スルーパスが出る!原大智がまずシュートだ。決まった!同点! 最後は松田天馬。後半に追いつきました京都サンガ」 流れるような攻撃の中で、最後は川崎のクロスを松田天馬が合わせました。 松田の今シーズンうれしい初ゴールで、サンガは1対1の同点に追いつきます。 さらに後半41分でした。 【実況】 「平賀、中を見る。平賀が浮かした、中央へ。ヘディングシュート! こぼした。決まった。一美がキーパーに競ったが。これはどうか。 一美、今シーズン初ゴール! 2対1逆転か!?」 サンガの勝ち越しかと思われましたが、相手ゴールキーパ一と競り合った、一美のプレーが、ファウルの判定で幻のゴールとなりました。 それでも、1点ビハインドから攻守が躍動したサンガは、引き分けに持ち込み、ホームの連敗を7で止めました。 【声】京都サンガ 同点ゴール! MF18 松田天馬 選手 「練習でやってきた距離感を大事にしながら、狭い距離間でプレーできた。 セカンドボールも良く拾えていた。 前半の勢いのまま得点ができれば良かったが、(失点後)1点取れたことはポジティブなことだと思うし、その後、得点が取れなかったことは、まだまだ力不足だと捉えて、次につなげていきたい。 多分、初めてのホームでのゴールだったので、決めた後、何をしていいか分からなかった」 【声】京都サンガ 同点ゴールをアシスト! MF7 川崎颯太 選手 Q.得点シーンを振り返って・・ 「選手間の距離が良かったので、福田心之助選手がフリーになった時、自分もランニングしていた。 自分は、選択されませんでしたが、自分たちはきれいに崩してゴールというより、こぼれ球とかを取った後というところを大事にしている。 自分にいつか、こぼれてくるんじゃないかと走りこんだのが良かった。 そこで走りこんだプラス松田天馬選手もいてくれた。 ただ原大智選手のシュートを見ていたのではなく、あそこまで詰めていたのが、得点の全てかなと思う」 試合後の共同会見の席でチョウ監督は、センターバックで出場した宮本選手のプレーをほめたたえました。 【声】京都サンガ チョウ監督 「個人名を出して何かを言うのは好きではないが、本来のポジションではない、宮本優太選手が2試合連続でセンターバックを務めましたが、きょうに関しては、本当にパーフェクトな出来だった。 相手のエースストライカーに何もやらせないどころか、攻撃の起点になっていた。 最後までディフェンスラインが下がらなかった。 彼の勇気と努力はサンガらしい選手だ。 それも含めて、出場した選手全員が良くやってくれた」 インタビュアー「監督が会見で大絶賛されていましたが・・・」 【声】京都サンガ DF 宮本優太 選手 「うれしいです。 いろいろな同じセンターバックがいる中でも、そうやって信頼してくれて、ピッチに立たせてくれているというのは、監督やスタッフにも恥がないようなプレーをしないといけない。 個人としては、チームメイトの同じセンターバックでやっている選手たちにもプレーでしっかり恩返ししなければいけない。 チョウ監督が言ってくれた評価は、僕だけの力ではないが、なんとか力を示せて良かった」