中城御殿の復元と跡地利用 有識者会議
沖縄テレビ
首里城の再建とともに整備が進められる中城御殿の復元や跡地利用などについて検討する有識者委員会が6日那覇市で開かれました。 2019年の首里城火災で多くの美術工芸品が焼失した経緯を踏まえ、県は検討委員会を設置して中城御殿の跡地に城郭内の貴重な文化財を展示・収蔵する施設の整備を進めています。 琉球の歴史や建築などに携わる有識者が出席した6日の会議は非公開で行われました。 国宝などの資料を展示・収蔵する御内原エリアについて、遺構の保護や収蔵品の劣化を防ぐために空調設備を入れることで、実在していた屋敷よりも高さが2.8メートルかさ上げされることなどが確認されたということです。 検討委員会は今後も議論を重ね、来年3月までに御内原エリアを着工する方針です。
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