「今年は打率にこだわっている」カープ・持丸泰輝が語る打撃のこだわり
夏場に入り、ますます混戦模様を見せるセ・リーグ。カープは現在、激しい優勝争いの真っ只中にいる。ここでは、日々二軍で一軍を目指す若鯉たちへのインタビューを紹介する。今回は2019年育成ドラフト1位、2022年に支配下登録をつかんだ持丸泰輝の現在に迫る。(数字は7月15日現在) 【写真】若手選手が生活する大野寮で、長年寮長を務める道原裕幸さん プロ5年目の持丸泰輝が、好調を維持している。二軍ではここまで47試合に出場し、3割近い打率を残している。その要因を自身は「松山(竜平)さんとの自主トレを経験したことが大きかった」と語った。ベテランのもとで過ごした自主トレでは、技術面だけでなく考え方などでも学ぶことが多かったという。 「練習の取り組みであったり、試合に対しての考え方であったり。松山さんとの自主トレで学んだことを継続できているからこそ、数字も残せているのではないかと思っています。例えば僕自身は、フォームやスイングワークに硬さがあることが課題だったので、柔らかいバッティングをするために大切なことを、細かい部分から教えていただきました」 メンタル面では、代打で出場する場面での考え方や気持ちのつくりかたを学んだ。今シーズン、目指すは打率3割超え。「今年は打率にこだわってやっている」と言い切った持丸は『打てる捕手』として一軍昇格を目指す。
広島アスリートマガジン編集部