大型クルーズ船「にっぽん丸」が佐伯港に寄港 乗船客は観光や進水式など楽しむ
大型クルーズ客船「にっぽん丸」(2万2472トン)が8日、大分県佐伯市の佐伯港に寄港した。2021年以来4度目で、市民らが乗船客約350人を温かく出迎えるとともに、佐伯の魅力をPRした。 船は午前8時ごろに女島岸壁に着いた。鶴岡八幡太鼓の演奏で出迎えた後、港で記念セレモニーがあり、田中利明市長が「ゆっくりと佐伯を堪能してください」と歓迎あいさつ。仲田敬一船長に特製の紅白餅を贈った。 乗船客の多くは下船して佐伯を満喫。港に設けられたマルシェ、バスツアーでの市内観光、佐伯重工業(市内鶴谷町)のばら積み貨物船(4万トン)の進水式見学などを楽しんだ。 船は横浜発着の4泊5日のクルージング「初春の宝船」の途中で、同日夕に佐伯港を離れた。