「ジョーズ」へのオマージュ? 新生「ジュラシック・ワールド」の全貌が明らかに
2025年夏公開予定の新「ジュラシック・ワールド」の詳細を、米エンターテイメント・ウィークリーがスチール写真とともに報じている。 「ジュラシック・ワールド リバース(原題)」と題された新作は、前作「ジュラシック・ワールド 新たなる支配者」から5年後の世界が舞台。地球上のほとんどの恐竜が死に絶え、赤道付近の熱帯地域だけが生息地として残されている。人類を救う薬品の開発を目指す製薬会社は、そこに住む陸海空最大級の恐竜3体のDNAの採取を目指しており、元CIAの特殊作戦員ゾーラ・ベネット(スカーレット・ヨハンソン)、船長のダンカン・キンケイド(マハーシャラ・アリ)、古生物学者のヘンリー・ルーミス(ジョナサン・ベイリー)の3人が極秘任務に挑む、というプロットだという。 メガホンをとる「GODZILLA ゴジラ」「ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー」のギャレス・エドワーズ監督は、スティーブン・スピルバーグへの「巨大なラブレター」として製作しているという。 93年のシリーズ第1弾「ジュラシック・パーク」のように実写とCGを組み合わせ、サスペンスと緊張感を重視した演出を目指したそう。「観客を欺き、サスペンスと緊張感を生み出し、座席の端っこに座らせるような仕掛けに立ち返りたかった。子どもの頃に感じた畏怖の念を再現したかったんだ」 また、主役3人も「『ジョーズ』のブロディ、クイント、フーパーのような三角関係だ」と説明。「恋愛関係ではなく、グループの主導権を巡る競争関係になっている」 撮影はタイの原生林と、マルタの地中海で敢行。脚本は「ジュラシック・パーク」の原作脚本家デビッド・コープが手がけた。「恐竜との追いかけっこ、逃亡劇、恐怖、そしてプロットのどんでん返しを楽しんでほしい」とエドワーズ監督は期待を寄せている。 「ジュラシック・ワールド リバース(原題)」は2025年7月2日に全米公開される。