【台湾】はしか感染新たに4人、2人がクラスター関連
台湾衛生福利部(衛生省)疾病管制署(疾管署)は7日、新たに「麻疹(はしか)」の感染者4人を確認したと発表した。うち2人は中部の病院で発生したクラスター(感染者集団)に関連している。 疾管署によると、同クラスター関連ではこれまでに16人の感染が確認されている。同クラスターに関する感染者の接触者は3,123人に上り、うち1,609人の監視期間が終了した。 2024年以降のはしかの累計感染者数は33人。うち域内感染は21人、域外感染は12人となっている。 疾管署ははしかが感染力の強い疾患であると強調。特に発疹が現れる前後の4日間は感染力を持つとして、公共の場ではせきエチケットなどの対策を呼びかけている。