ホームに続きアウェイでも5ゴールで日本代表はミャンマー代表に快勝。中村敬斗と小川航基が2ゴールずつを決め、堂安律もネットを揺らす| 2026年W杯アジア2次予選
【サッカー日本代表・ニュース】サッカー日本代表は6日、2026年W杯アジア2次予選でミャンマー代表と対戦した。
すでに最終予選進出を決めている日本代表は、この先の戦いを見据えてこれまでの4バックから3バックに変更してこの試合をスタートさせた。その3バックは右から橋岡大樹、谷口彰悟、伊藤洋輝で形成。WBは右を菅原由勢、左を中村敬斗が務め、ボランチには守田英正と鎌田大地が入り、前線は小川航基を頂点にシャドーには堂安律と旗手怜央が並んだ。 わずかに最終予選進出の可能性を残すミャンマー代表のモチベーションとアウェイ独特の雰囲気やピッチコンディションも心配されたが、日本代表には関係なかった。 5バックで守備を固めて来るミャンマー代表に対して、トライした3バックのシステムがしっかりと機能し、立ち上がりから押し込む時間を長くしていく。そして、17分に鎌田のラストパスから中村が重要な先制点を奪えば、34分には危なげなく追加点。今度は鎌田がシュートを打つと、これはポストに当たるもこぼれ球を堂安が押し込んだ。 この2ゴールで完全にゲームの主導権を握った日本代表は、後半開始から旗手と堂安に代わって川村拓夢と鈴木唯人を投入。フレッシュな二人をうまくチームに馴染ませながら、残りの45分を戦っていった。 その後半は、ホームで意地を見せたいミャンマー代表の前になかなか勝負を決める3点目が奪えなかったが、75分に川村と鈴木を経由し、同じく途中出場の相馬勇紀のクロスから小川が頭で合わせてゴールネットを揺らした。さらに続く83分にも小川が決めれば、アディショナルタイムには再び中村がゴール。今予選の初戦でホームで5得点を挙げて一蹴した相手にアウェイでも5ゴールを奪い、勝利した。 内容面に目を向けても、前田大然のWBや板倉滉のボランチ起用もテストできたなど、 新たなトライが機能した面は少なくなく、日本代表は帰国後11日に二次予選最終戦となるシリア代表戦をエディオンピースウイング広島で戦う。