【山形】学校給食に米沢鯉
YTS山形テレビ
米沢市の小学校で地域の伝統食材「鯉」を使った料理がふるまわれました。 子どもたちが教室でおいしそうにほおばっているのは鯉のフライです。 米沢市では、地域の伝統食材を味わってもらおうと毎年給食のメニューに地元で育てられた鯉を提供しています。 このうち米沢市立東部小学校では、給食に合わせ児童が地域学習で学んだ鯉を食べる文化の起源について紹介しました。 「上杉鷹山公が庶民の冬の貴重なたんぱく源として米沢城のお堀で育てたのが始まりと言われています」 提供された鯉は、食べやすいように切り身をフライにしたもので豆板醤やケチャップなどのピリ辛ソースで味付けられました。 子どもたちは伝統食材の味を興味深そうに味わっていました。 【インタビュー】「鯉を食べたのはこれが初めてです。おいしかったのでおかわりしました」「臭みがあると思っていたがなかったから食べやすかった。昔から食べている味って思うとよりおいしく感じる」 この給食は市内の全ての小中学校で提供されるということです。