京都アニメーション放火殺人事件 青葉真司被告にきょう判決 争点は「刑事責任能力の有無」 午前10時半から
京都アニメーション放火殺人事件の青葉真司被告(45)に対する判決は、きょう25日、京都地裁で言い渡されます。 青葉真司被告(45)は2019年7月18日、京都市伏見区の京アニのスタジオに放火して社員36人を殺害し、32人に重軽傷を負わせるなどの罪に問われています。 検察側、弁護側の双方で起訴内容の事実関係については争いがなく、裁判の最大の争点は青葉被告の刑事責任能力の有無や、その程度となりました。 弁護側は犯行当時、「心神喪失または心神耗弱だった」として、無罪や減刑を求め、検察側は「完全責任能力があった」として死刑を求刑しています。注目の判決公判はきょう午前10時半から京都地裁で始まる予定です。
ABCテレビ
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